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お江戸の男前狛犬

 ブログ管理画面に移る前のテレンス・リーが暑っ苦しい!まあ、FC2ブロガー以外には「なんのこっちゃやら」かもしれん・・・。

 今回は都心の青山墓地で見つけた古い狛犬を紹介したい。狛犬といえば神社とセットかと思っていたら、お墓にもあるのね・・なんでも青山墓地はもともと神道式墓地だったらしいが、今では多くの有名人のお墓があるそうな。今回の狛犬も別に墓参りに来て発見したわけではなく、通り過ぎる道すがら発見したもの。

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 さて、こちらはさるお殿様のお墓だが、詳細は伏せておこう。あくまで狛犬メインなので。場所は・・青山墓地の中央あたりかねぇ・・ほっつき歩いていれば誰でもたどり着けるが、場所柄お静かに・・。

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 鳥居潜ってすぐの狛犬殿。台座見ても年次不明、部分的に破損もあるが、素晴らしい出来。

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 さらに2組ずつ並んでいる。ここだけで計6体の狛犬殿が居られるわけですな。 

 今回主に紹介したいのはすぐ上の2枚の手前の狛犬殿。この子らだけ年次が判明しました。
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 えーと・・文政6(1823)年というと同じ年にシーボルトが来日しております。彼が日本にもたらした海外知識は当時の日本の武士・町人・医師らに大きな影響を与え、その後の開国問題にも影響があります。シーボルト自身は日本地図を持ち出そうとした罪で追放されますが、親日家として欧州中を廻って日本を平和裏に開国させるべきだと説きまわっておりました。というのも・・長崎に日本人妻お滝さんと愛娘・イネさんを残しているので何とか再会したいという思いが彼を突き動かしていたとか・・・明治に入ってから親子は再会しますが、その辺りの経緯は吉村昭さんの小説「ふぉん・しいほるとの娘」に詳しいのでご一読ください。

 閑話休題・・・話がそれてしまったが、上の狛犬殿は190年も前のものなんですね。他には・・
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 こちらも古そうだが年次不明・・・残念。狛犬たちを後ろから眺めると・・
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 こんな感じ。

 ではそれぞれの後姿を個別に眺めていきましょう。
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 まず鳥居側のものから・・ノミの跡も確認できます。尻尾の流れがいいですね。

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 こちら例の文政6年のもの。グルグルが・・目が回りそう・・・でも面白い。

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 苔の衣が目に眩しいですね。

 最後に・・・
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 文政6年の「あ形」。なんか「また来てやぁ~!」と言っているように見えてきますな。同時にどうしても「バカボン・パパ」に見えてきてしょうがない。頭にねじり鉢巻つけて撮りたいねぇ~~!


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 こぼれ話・・
  青山墓地というと怪奇スポットでも有名・・・夜中、タクシーが通りかかると若い女性が手を上げるので乗せると「谷中へ・・」という。目的地に着くと・・・・これ以上はネットで検索してください。あくまで伝聞ですので。
 でもね。夕方以降は立ち入ろうとは思いません。近道で便利なんだけど。
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非公開コメント

わお♪

青山墓地にこのような狛さんがいらっしゃるなんて、知りませんでした!
(ま、私にわか狛犬ファンなもので。。。)
でも大中小とサイズの揃った、面白い狛犬さんですね。
またまた、情報ありがとうございました。
散歩してみます、明るい時間に(汗)

No title

こんばんは。

どれも、見事な狛犬さん達ですね~~
最後の写真の狛犬さんのアップを見ていたら・・
なんか笑えてきてしまいました~

No title

ほのぼのした笑顔の狛犬さんですね~!
尻尾のぐるぐるは、作者の心意気を感じますね。

Re: わお♪

 こんばんわ。
 他にも見かけたような気がしますが、何しろ墓場ですから。あまり確認してないです。明るいうちに是非。

Re: No title

 こんばんわ。
 190年前の石工職人さんの力作です。ぐるぐる尾っぽには感動しました。くわえてあのお顔・・これぞお江戸の男前狛犬ですよ。

Re: No title

 こんばんわ。
 いずれも風格ある立派な狛犬殿でした。それが墓場にあるというのがまた意外でしたね。

なかなか~

見ごたえありますネ~。
尾長鶏を思わせる尾。
九州では見ることのできない狛チャンです。

Re: なかなか~

 こんばんわ。
 江戸の狛犬もいいでしょ。地域差もおもしろいですね。
プロフィール

サムライ銅像研究会

Author:サムライ銅像研究会
歴史と銅像と芸術が大好きなあまり、日本各地を東奔西走する銅像・史蹟ハンターである。神出鬼没なため、脈絡無しのブログ更新を続ける。掟はただ一つ!「死して屍拾うものなし!」昔の時代劇の決め台詞だけどね・・皆さん、見てやあ!
 最近、キューピーに侍の装束を着用させる遊びをやっております。「武者ピー」と呼んで可愛がってやぁ~!以後は「キューピー甲冑師」とも名乗ります。

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