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太田姫稲荷神社~神田駿河台~

 本日は千代田区神田駿河台1丁目の裏通りに面した小さなお社を紹介しよう。
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 以前にも道灌公の記事で紹介したような気もするが、単独は初めて。仔細に見ると、なかなか趣き深い社でした。

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 「ガオ!」いえいえ、狛犬殿です。なかなかユーモラスな顔立ちですね。大きさは中型犬くらいで、生きていたらさぞ可愛いでしょう。阿形も紹介したいのですが、顔が大きく破損しており、忍びないのでやめておきます。

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 太田姫稲荷神社の由緒書きです。細かくて見えない?別画面で拡大してみてください。でも見えない?ならば直にお出かけください。一笑一笑・・。
 もともと江戸城内にあったようですが、徳川家康公の江戸城入城・城域拡張に際して移されたようですね。都内の幾つかの神社には同じような話が伝わっており(築戸八幡神社・平河天神・亀ヶ岡八幡宮などなど)、かつては城内に複数のお社があったことが伺えます。
 こちらは道灌公の娘御が病気にかかったので、平癒祈願をしたところたちどころに治ったというので以後「太田姫稲荷」と名づけられたようですね。そういえば道灌公はあまりお子には恵まれない人でありました。女の子は何人かいたようですが、男の子は嫡男・資康一人のみ。そのため一族から何人か養子をもらいうけています。戦国時代有名な「太田三楽斉資正」は道灌公の養子の系統です。

 お社にはこのようなものが・・
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 お祭の時使う太鼓ですな。お狐様が何か咥えていますね。
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 昔の蔵の鍵ですかね。他にも・・
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 太鼓にもありましたが、ここにも「桔梗」紋があります。うちも桔梗紋に変えようかな・・。

 拝殿の左脇に廻ると、高さ1メートルほどのさらに小さなお社さまが。
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 小さいのですが、細工が細かいのですよ。
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 日本人はやはり手先が器用ですね。西洋の神殿跡や教会は石造りの荘厳なものですが、日本人の美的感覚はやはり木像のお社にこそ「美」を感じてしまいますね。この感覚と歴史的遺産を大切にしていきたいものです。

DSCF3838_1.jpg
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 おお!ここにも「道灌公供養塔」がありました!まあ、以前来た時には全く気づきませんでした。新しい物のようですが、道灌公を慕う方々はおられるのですね。それがしも手を合わせていきました。

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 最後にお社脇で咲いていた可憐な花を拝殿バックに撮影。うーん、やや露出オーバー気味でした。反省・・。

 次回は道灌公殺害のてんまつを書いた「道灌一乱」の短編小説をアップします。お暇な方はどうぞお付き合いください。

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No title

鍵を加えたきつねさん(お稲荷さん?)がとてもかわいいですね^^
動きのある造りをしているのが愛らしいです。
むかしはたくさん女の子が生まれても、男の子が数人であれば「子供に恵まれない」の判定になるのでしょうか…
少子化が進む平成人は、やっぱり当時と違う価値観と社会構造の中で生きているのでしょうね^^;
道灌さま、もう一度江戸城を作ってくださいませんか。

Re: No title

 こんばんわ。
 武士の家では男子がいないと家が絶えてしまいますからね。女子が産まれれば、いずれは他の武士の家に嫁がせて家同士の結びつきを強める役割が期待されますから。現在とは価値観が違いますね。

 江戸城は徳川家康公も一家言あるでしょう(笑)

No title

そうだったのですか!
道灌公は男子に恵まれていなかったのですか。
由緒正しき!この言葉が一番に浮かんでくる神社ですね。
狛犬さん、自分の処によく似た犬がいます(笑)
いや、そっくりなんですよ(笑)

Re: No title

 こんばんわ。
 若いときから公方勢との合戦が忙しくてその間がもてなかったかもしれませんが、弟も養子に迎えていたほどです。武門にとっては跡継ぎ作りも大事な仕事ですからね・・・やれやれ、現代人でよかった・・いえいえ、こちらのことです。

 狛犬はよく見ると可愛いのも、面白いのも色々ありますね。つい自宅で飼っているシー・ズー犬と比べてしまいます。
プロフィール

サムライ銅像研究会

Author:サムライ銅像研究会
歴史と銅像と芸術が大好きなあまり、日本各地を東奔西走する銅像・史蹟ハンターである。神出鬼没なため、脈絡無しのブログ更新を続ける。掟はただ一つ!「死して屍拾うものなし!」昔の時代劇の決め台詞だけどね・・皆さん、見てやあ!
 最近、キューピーに侍の装束を着用させる遊びをやっております。「武者ピー」と呼んで可愛がってやぁ~!以後は「キューピー甲冑師」とも名乗ります。

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