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愛宕の青松寺~四天王像を中心に~

 今回も前回に引き続き太田道灌公からみのお寺です。前回はとんだ「狸祭り」となってしまったが、今回はしっかりと紹介しよう。

青松寺・正面
 こちらが萬年山(ばんねんざん)青松(せいしょう)寺、曹洞宗のお寺です。太田道灌が雲岡舜徳(うんこうしゅんとく:道灌公が曹洞宗に帰依した師僧)を招いて文明8年(1476年)に創建。当初は武蔵国貝塚(現在の千代田区麹町周辺)にあったが、徳川家康による江戸城拡張に際して現在地に移転し、現在に至る・・。
 立派な山門ですね。

山門の竜
 山門の高い部分にこんな竜が配されておりました。この山門に真新しく立派な四天王像が置かれているのでそちらを見ていただこう。
広目天と増長天
 広目天と増長天です。
持国天と多聞天
 持国天と多聞天です。当ブログには、アーティストの方や人形師の方に訪れて頂いているようなので、ディティールにこだわって掲載していこう。
持国天1
持国天2
 持国天アップです。正面に強化ガラスがはまっているので、どうしても格子天井が映りこんでしまいますね。

多聞天1
多聞天2
 多聞天アップです。毘沙門天というほうが通りがいいですね。古来より多くの武将が信仰し、また七福神の一柱(神様の数え方として正しいはず)にも加えられているので、庶民からの信仰も厚いですね。

増長天1
増長天2
 増長天アップです。手にしているのは鉾(ほこ)であって、槍ではございません。ほら・・
鉾
 見たことない形ですね。三叉槍の片方が大きくなったといえばいいのでしょうか。現存する槍にもこんな形はみたことないですね。面白い・・

広目天1
広目天2
 広目天アップです。四柱の神様の中で唯一筆記具をお持ちですね。見聞したことを描きとめておき、お釈迦様のお役にたてるのでしょうか?

バックル?
バックル?2
 腰の帯をバックルのようなもので留めておられます。他は・・
お腹1
お腹2
 普通に帯ですね。四天王像の最高傑作は意見がわかれるかもしれませんが、京都の東寺が最高傑作といってもいいのではないでしょうか?この夏の「空海と密教美術」展でも持国天と広目天がご出張され、ごく至近距離からその造形美を堪能することが出来ました。とはいえ、何しろ古いものなので、室内は薄暗いし、撮影はもってのほか!このように細部を撮ることなど夢のまた夢・・。

 足元の踏みつけられた邪鬼たちも見て行きましょう。
小鬼1
小鬼2
 目線がしっかり上に向いており、苦しさを訴えているかのようですね。
小鬼3
 これは・・鬼とはいえ哀れな・・世の中にはこんな風に踏まれるのが趣味という方も居られるのでしょうがね。
小鬼4
 なんかもう目が諦めきっていますね。切ないともいえそうな・・。
小鬼5
 こっちは温泉宿でマッサージ受けているおじさんみたいです。
  「もうちょっと右・・・そう、そこだよ。そこ力入れて踏んでくれない?」なんてね。四天王はこれくらいで・・。

青松寺・鐘楼
 鐘楼です。

青松寺本堂
 奥が本堂、周りはビルばっかりですよ。

石碑
 お寺の入り口にありますね。ここより先、ニンニクのような臭いものやお酒はいけません」という意味。生臭なそれがしでは入れないですかね・・入りますけど何か?

青松
 青松の扁額です。

蓮華葉と石橋
 石橋の脇に蓮華がありましたのでセットで撮影・・蓮華の緑が目に眩しいですね。

青き紅葉
 まだ夏の盛りですので紅葉も青々としております。

マンションとお寺
 でもふと目線を上に向けると、無粋な高層マンションが横にそびえ立っているのですよ。時代の流れといえばそれまでですがね。

 その後は愛宕山の愛宕神社にお参りして来ました。それはまた別の機会にお送りしますが、神社境内の料理屋「菜根」の前に興味深い木像が野ざらしになっておりました。
ほうしょうしょう1
ほうしょうしょう2
 その服装から江戸幕府の御用儒学者・林羅山かと思い、お見せのご主人に伺ったところ・・
  「中国のお坊さんの「ほうしょうしょう」という人みたいですよ。字はどう書くかわからないねぇ。どの時代のどんな人かも知らないんですよ。すみませんねぇ。」いえいえ、こちらこそ客でもないのにご丁寧にお答えいただきありがとうございました。
ほうしょうしょう3
 意外と雰囲気のあるいい木像ですね。もっと大切にしてほしいなあ・・。

 最後に猫をお送りしましょう。
見る猫
 どこの飼い猫でしょ?じっと見られてしまいました。
かゆい猫
 どこかかゆいんでしょうね。猫の画像もおもしろいですね。なかなか撮らせてくれませんが。でもね、猫の舌を偶然アップで撮って、見たときは鳥肌たちましたよ。猫は噛む力が弱いらしいので、舌のザリザリで肉をこそぎとっているという説明を猫を飼っている知り合いから聞いて納得しました。

 さて、今回はここまで!では、また次回。

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No title

やっぱり新しくて色がついてると、印象が全然違いますね~。
四天王の皆さんの目つき・・・どれも超怖い~((((;゚Д゚))))

Re: No title

 こんばんわ。
 まだ新しいですから撮りがいがありますね。あの眼力で仏法の敵すべてを威圧させようというド迫力の木像でした。

愛宕神社

近所の人と月に一回、あちこち歩いているのですが、1年ぐらい前に青松寺の前を通ったわ。当番の人が予定になかったらしく、前を通り過ぎただけでした。

でもこの四天王は、気づかなかった。よく見ると、芸術性はともかく迫力ありますね。

このあと、愛宕神社に行って、木像のある店でランチしました。予約していたからいいようなものの、すごく混んでいましたよ。ウイークデーなのに。東京都でとれる食材を使っているので有名らしい

Re: 愛宕神社

 こんばんわ。
 秋葉原もおかしな店ばかりじゃなくて江戸が残っているんですね。道灌の時代にそのへんの土手に柳を植えさせたので「柳原土手」という地名が残っています。

 愛宕の青松寺はね・・立派な伽藍でしたが、あの後お寺の方にお寺の歴史について尋ねたところ・・
  「檀家・信徒でない者にはなすことはない!」というけんもほろろな対応を受けまして嫌いになりました。あまりブログでは書けることではないのですが。地方のお寺や神社だと親切にこちらが聞きたい事以上に教えてくれる方が大半なんですけどね。お寺ってたまにいるんですよ。偏屈坊主が。彦根のある寺でも居丈高な態度をとられて驚いたことがあります。
プロフィール

サムライ銅像研究会

Author:サムライ銅像研究会
歴史と銅像と芸術が大好きなあまり、日本各地を東奔西走する銅像・史蹟ハンターである。神出鬼没なため、脈絡無しのブログ更新を続ける。掟はただ一つ!「死して屍拾うものなし!」昔の時代劇の決め台詞だけどね・・皆さん、見てやあ!
 最近、キューピーに侍の装束を着用させる遊びをやっております。「武者ピー」と呼んで可愛がってやぁ~!以後は「キューピー甲冑師」とも名乗ります。

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