スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

臼井城(千葉県) 道灌が泣いた城~攻略編~

 今回はいよいよ臼井城の中に入ろう。
臼井城案内板
臼井城図
 公園の入り口にこのような説明板がある。親切にも城の図面もある。
臼井城手書き図
 手書きの地図だとこのような感じ。公園化されているのはⅠとⅡの郭、外側にⅢの郭にあたるはずだが、宅地化されてしまい、地名に「外城(とじょう)」が残るのみである。

DSCF0324_1.jpg
石仏
 城に入る前に残された石碑・石仏に手を合わせていこう。地元の方々の信仰の歴史がまだ残されている。素朴な石仏を見るとなごみますな。

二の郭全体画像
 まずはⅡの郭の全体画像です。このように通路と芝生が敷かれており、散策とピクニックには最高ですね。日差しが強すぎますが・・。

二の郭奥の土塁と空堀
 通路沿いに行くとⅡの郭の休憩所奥にこのように土塁とそれに続く空堀を覘き見ることができます。深いのと木立が密集しているのとで底まで見通せません。この画像で地形を感じてください。

 Ⅱの郭自体には他に見るとこもないのでこのままⅠの郭に向かいます。すると・・
土橋
土橋の説明
 二つの郭を結ぶ「土橋」が出迎えてくれます。Ⅰ側がより高い地形であることがお分かり頂けますか?二つの郭の間には・・
一と二の郭の間の空堀
 空堀です。Ⅱの郭側から見た画像で、左上の平らな部分が土橋です。なかなか深いですね。今、思うとなぜか空堀の底に下りて撮影はしませんでした。いつもだったらしているんですが、なぜか思いつかなかったんですね。ひょっとしたら地霊が止めてくれたのかもしれません。数百年前とはいえ、多くの人命が失われていますからね。
 信じるか信じないかは、あなた次第!

盛り土
 土橋を渡ってⅠ側に渡ると、左側に土が盛りあがった所にでくわします。恐らく見張り所のようなものでしょうね。Ⅰの郭こそ最終防衛拠点ですから、入ってくる者に対しての誰何が行われていたのでしょう。上ってみると・・。
盛り土から見た土橋
 左側に土橋がよく見えますね。往年は木などなく、見晴らしもよかったでしょう。

一からみた郭
 Ⅰの郭側から見下ろした土橋です。はっきりと高低差がわかると思います。左右に黄色いテープがありますが、本当は盛り土部分は上ってはいけません。良い子はマネしちゃダメ、絶対!危ないからね。

一の郭・北側
 Ⅰの郭の北側です。
一の郭・全体画像
 Ⅰの郭の南側全体画像です。かなり広いということがお分かりいただけるでしょうか。ここもやはりピクニックなどに最適です。奥へ歩いていきましょう。

宿内公園方面
 見晴らしがいいですね。まっすぐ走る道路は「千葉臼井印西街道」で右側の丘が前回紹介した「宿内公園」です。街道沿いに城や砦が配置されているのがおわかり頂けるのではないでしょうか?
印旛沼とアジサイ
 視点を北側に向けると遠くに印旛沼が見渡せます。まだアジサイが咲いていますね。本当に気持ちのいい眺望です。暑ささえなければ、ずっといたい所ですね。夜は恐そうだけれど・・。

印旛沼
 Ⅰの郭の最も北部の奥まった所からですとはっきりと印旛沼が見下ろせます。印旛沼の干拓工事が始まったのは江戸時代の田沼意次時代ですが、昔から湖沼地帯だったのでしょうね。臼井城は北側を広大な湖沼地帯を遮られていたことになりますかね。

佐倉方面
 西は佐倉市方面です。ぐっとズームインすると・・
国立民族博物館
 あれに見ゆるは「国立民俗博物館」ですね、通称「ミンパク」。ここも年に1度くらいは見学にいきます。

礎石?
 地面を見ると建物の礎石らしきものが残されています。

 さてあまりにも暑いので臼井駅に向かいます。
階段
 Ⅰの郭を降りていく途中、視線を左に転じると・・
一の郭・西側斜面
 これまたよく地形がわかるところですね。その奥には・・
二段斜面
 斜面が一度平たく切り開かれていますね。
削平された所
 この広い所にも「武者溜り」のような施設が置かれていたのでしょうか?

コンクリ斜面
 斜面の一部はコンクリートで固められていました。大雨が降った時など土砂崩れが起きては麓の住民が難儀しますからね。実際、麓ギリギリの所まで民家が建っていました。

 臼井駅に戻り、駅南側を5分も歩くと・・
一夜陣公園
 上杉謙信公が陣地を置かれていたという公園がございます。
一夜陣石碑
 こんな石碑があります。謙信公が敗北した原因はよく分かっていないのですが、配下の柿崎や北条(きたじょう)の組が城方に誘われて攻撃をかけたところ、反撃をくらって逃げ出してしまったという話が残っていますが、今回は調査していないのでそのことに関しては記述しません。

 電車に乗って1駅先の佐倉に向かい、駅前で「国立民俗博物館」に向かいます。
ミンパク
 バスで10分くらいで到着しました。中の展示物は撮影オーケーですが、ブログに載せるのは自粛します。皆さん実際に見に行かれた方が楽しめます。そのかわり・・
古代カレー
 中の食堂で食べた「古代カツカレーライス」をお見せしましょう。米は黒米で、カレーは濃厚かつ懐かしい味。カツも外側はサクサク、中はジューシーな豚肉で、御代は1000円也・・普段の昼飯にはこの値段は高すぎますね。でもおいしいですからお立ち寄りの際はお試しされることをオススメします。カレー以外にも多くのメニューがありますのでご安心を・・。

 さて今回で臼井城探索は終了です。本当はもっと沢山の画像を紹介したいのですが、実際に見に行かれた方が楽しめると思うのでこれくらいで。なかなか素晴らしい城址でした。

 この夏は関東各地に点在する城跡を探訪する予定です。今後ともご期待ください。第1弾として、来週末に群馬県太田市にそびえ立つ金山城址を攻略する予定です。ここが越後の春日山に匹敵する規模の山城なんですよね・・。
 では、また!
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

No title

地形からいろいろと実際のお城の様子を想像するのも楽しいものですよね。
暑さだけが・・・なんともかんとも・・・(;´∀`)

Re: No title

 こんばんわ。お城は天守閣や石垣だけでなく、地形で味わうと一層味わい深いものがあります。

 暑さはいかんともしがたいものがありますが、冬枯れの時期に山城跡にいくと寂しい気持ちが倍増しますので生命力溢れる春や夏にいくほうが楽しいですね。
プロフィール

サムライ銅像研究会

Author:サムライ銅像研究会
歴史と銅像と芸術が大好きなあまり、日本各地を東奔西走する銅像・史蹟ハンターである。神出鬼没なため、脈絡無しのブログ更新を続ける。掟はただ一つ!「死して屍拾うものなし!」昔の時代劇の決め台詞だけどね・・皆さん、見てやあ!
 最近、キューピーに侍の装束を着用させる遊びをやっております。「武者ピー」と呼んで可愛がってやぁ~!以後は「キューピー甲冑師」とも名乗ります。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。