スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

古代出雲展を見に行く

 先日の週末、上野公園内にある国立博物館で、11月25日まで開催中の「出雲~聖地の至宝展~」を見てきました。
CIMG0191.jpg
CIMG0259.jpg
 スマートフォンを持っていると、何か面白い仕掛けがあるようなのだが、スマホはおろか、携帯すら解約してもっていないそれがしには何が何やら・・別に困りませんが、何か?
CIMG0262.jpg
 こちらは博物館のゆるキャラ・・日本全体にゆるキャラってどれだけいるんだろう?

 出雲展はもちろん撮影不可能なのだが、今回の目玉出展品の画像はネット内に漂っているもので・・
chuoutenji_1.jpg
 出雲大社の地面の下から出てきた「宇豆柱(うずばしら)」。これだけ太いと・・
f8eed809.jpg
 古代出雲にはこんなに凄いお社があったということです。凄いねぇ~!現物を目にして、思わず拝んでしまいました。

 他の目玉出展品では・・
CIMG0265.jpg
CIMG0267.jpg
 戦国時代前期に出雲の戦国大名「尼子経久(あまご つねひさ)」が佐太神社に奉納したという「色々糸縅胴丸具足」。柱とこの鎧が見たくていってきました。やっぱりいい物を、目の前で見るといいねぇ~!眼福眼福・・!この経験をもとにまた武者ピー造りに活かしたい・・。
 この画像は会場で売っていた絵葉書(写真)を写したもの。

 帰ろうとすると・・
CIMG0258.jpg
 島根のゆるキャラに見送られました。やれやれ・・


MUSE_banner_02.jpg


にほんブログ村 歴史ブログ 日本史へ
にほんブログ村
スポンサーサイト

源氏の武者ピー~源義経~

 武者ピーサイズの兜をいくつか造っていた。バリエーションを増やすため、工作精度を上げるため、試行錯誤のためである・・
CIMG0018_20121028085050.jpg
 左から・・長烏帽子形兜(公開済み)、椎実形天衝前立て(しいのみ・なり・てんつきまえだて)兜、頭形蜻蛉前立て(ずなり・とんぼまえだて)兜・・
CIMG0019_20121028085049.jpg
 兜を置いてある台は、以前、京都市美術館(平安神宮のそば)で購入した絵葉書立て、大きさが丁度いい。後ろからは・・
CIMG0020_20121028085049.jpg
 色とりどりの糸で威している、という設定。

CIMG0022_20121028085048.jpg
CIMG0021_20121028085048.jpg
 兜は造っていて純粋に楽しい。兜だけ造っている時もある。資料を見ていると、甲冑師たちの想像力に舌を巻くばかり・・「キューピー甲冑師」としては「負けておれんなぁ・・」と思うばかり。

 さて、武者ピーである。まずは・・
CIMG0023_20121028085047.jpg
 武士の世に、「理想像」とされた「鎌倉武士」・・ポイントは頭の「侍烏帽子」と「直垂(ひたたれ)」。侍烏帽子は、「有職故実辞典」に載っていたので、折り紙で長烏帽子を作って折って完成・・侍烏帽子の作り方を覚えてしまった・・・意外と簡単に作れた。昔は頭をさらすのが「恥」とされたので、庶民から貴族まで被り物は必須。武士は、兜を被るため、頭と兜鉢の間に挟むため烏帽子を捻って使っていたが、普段から侍烏帽子を被るようになった。
CIMG0025_20121028085157.jpg
 相撲の行司さんが被っている烏帽子も同じ。ただ、現代の烏帽子は大きい。というのも、髻(もとどり)と侍烏帽子をつなげて固定していたため、小さいものであったが、現代人の髪型では不可能なので、自然、被る形に大型化した・・ということ。
 直垂、これが難しかった!今までで最高の難易度。資料はあったが、キューピーに着せるサイズで再現するのが困難・・これは2回作り直して、三度目の正直の作品。イマイチ不満は残るが、現時点ではこれが到達点。いずれまた作り直したい。

 続いて源義経・・
CIMG0027_20121028085156.jpg
 薙刀を大きく作りすぎて持たせられない・・その前に兜が大きい?
CIMG0028_20121028085156.jpg
 大鎧は、愛媛県大三島にある大山祇神社に源義経が奉納したといわれる「赤糸威胴丸鎧」を参考にしました。弓走革に貼り付けた千代紙も、実際の鎧に貼られた布地に近い模様を探しました。千代紙セットって便利だね。
 義経を象徴するものは何かな、と考えて見たものの兜くらいしか思いつかなかったので、五月人形の義経兜を参考にしました。
CIMG0030_20121028085155.jpg
 鍬形の根元の顔は「獅噛(しがみ)」。手書きです。笑って~な。吹き返しに貼った千代紙もめでたい図柄を使用。ホント千代紙セットって・・(2回目)・・。後ろからは・・
CIMG0029_20121028085156.jpg
 円のカーブをうまく切り抜くのは難しいねぇ・・え?兜が大きいって?これくらい大きいのがいいのさ。デフォルメだから、特徴を大胆に強調・・これ以下に小さく造ったら、兜のもつ力強さが殺されてしまいます。

 次回はどうしよ?

MUSE_banner_02.jpg
にほんブログ村 歴史ブログ 日本史へ
にほんブログ村

武者ピー新作~巴御前と太田道灌公~

 土日はまた武者ピーの新作をネチネチ造っておりました。手先の細かい作業なので、どうしても1日1体が限界ですね。

 キューピーに性別あるか不明だが、今まで男の子ばかり造ってきたのでたまには女性を造ってみようということで誰にしよう?と考えること1分・・そうだ!巴御前にしよう!
CIMG0008_20121023204933.jpg
 巴御前は「平家物語」に出てくる旭将軍こと木曾義仲のお妾さん。女性ながらその怪力で馬に乗って、薙刀を振り回して活躍・・・確かな話は不明だが。薙刀と色彩豊かな甲冑に工夫を凝らしてみました。大鎧の正面にある弓走革の部分に桜の千代紙を貼っております。女性は華やかにしないとね。
CIMG0006_20121023204932.jpg
 念のため、巴御前について調べてみても、兜は被っていなかったので、金の冠をつけております。また、長い黒髪を束ねて背中に垂らしてあるので再現してみました。髪が一番難しかったですかね。
 あいにくと、巴さんに関連した史蹟は行った事ないので、これだけ。「巴ピー」と呼ぼう。

 当ブログでは一時期、しつこいくらいに太田道灌公について追っかけていますので、やはり造らねばなりますまい(と、本人が勝手に思っているだけ)。
DSC02184_1_20121023205316.jpg
 道灌公といえば
  『七重八重 花は咲けども 山吹の 蓑(実の)ひとつだに 無きぞ悲しき』という古歌と切っても切れませんので、この狩り装束を再現。幸い、道灌公銅像の画像や札幌のアーチストmichiko殿に描いて頂いた道灌公イラストなど材料には事欠かないので資料的には困りません。(下のミュゼ・バナーをクリックしてみよう!新たな世界が開けるかも・・)
道灌イラスト_1
DSC01893_1_20121023205316.jpg
 甲冑バージョンもいずれ造りたいですね。道灌ピーのポイントは頭の「あやい笠」と弓、袴の前を覆う行縢(むかばき)・・初めて作るものや新工夫もあったので楽しかった。
CIMG0010_20121023204932.jpg
CIMG0016_20121023204931.jpg
 一番、気を使ったのが弓・・弓足軽の弓はイマイチだったので今回は折り紙の中にビール缶のアルミを切り取って仕込みました。するとそれが上手い具合に弓なりに成型できました。思わぬものが役立つものです。
 
 でも何か今ひとつ足りない・・道灌公銅像画像をあれこれ見返していると、ある画像に行き当たった。
DSC01897_1.jpg
 「やはり山吹の花が必要か・・」しかしキューピーに持たせるサイズの花などないし、どうするべ?と考えていると・・山吹の花がプリントされた便箋が手元に運良くありました!早速、花を切り取り、緑の折り紙でこよりを作り、貼り付け、山吹の花を作り、道灌ピーの右手の矢に巻きつけたところ・・
CIMG0005_20121023204931.jpg
 完成!!出来上がりを眺めて、笑い出してしまいました。我ながら会心の出来・・武者ピー製作で副業にでもしようかしらん・・。


MUSE_banner_02.jpg

にほんブログ村 歴史ブログ 日本史へ
にほんブログ村

黒田節~福岡の光雲(てるも)神社と武者ピー~

 今回は銅像と神社、そして武者ピーのそろいぶみである。

DSC00349_1.jpg
DSC00324_1.jpg
 こちらは福岡市の西公園に鎮座まします光雲(てるも)神社。ここにある有名な銅像を訪ねていったのは何年前か・・。
 ご祭神は豊臣秀吉が最も恐れた男、軍師「黒田官兵衛」とその息子「黒田長政」である。関ヶ原合戦の功績により博多を賜った長政は福岡城を築き、博多を城下町として整備し、以来明治維新に至るまで黒田家が統治しておりました。
 黒田官兵衛といえば、2014年度の大河ドラマに決まったらしいが、肝心の官兵衛役があの「不倫」アイドルだろ?やれやれ、某国営放送も地に落ちきったものである・・。

 その黒田家にその人有りといわれた勇猛な侍に「母里太兵衛友信(もり・たへえ・とものぶ)」がいた。後に「黒田二十四騎」の一人に数えられたほどなのだが、酒癖が残念ながら悪かった・・。
 ある時、主君の長政が母里を呼んで、福島正則の下に使者として赴くよう命じた。
images_20121019200557.jpg
  (福島正則公・肖像画 優秀な男だが、こいつも酒癖が悪い・・)
 母里「殿!それがしでは福島様に酒を飲まされてしまい、大事なお使者の役をしくじりかねませぬ」
 長政「わしもそれが心配なのだが、正則の奴がどうしてもお主をよこせと言ってきての・・どうせ飲み比べでも仕掛ける気じゃ。そこでだ・・決して酒を飲まぬと誓ってくれまいか?」
 母里「殿のお言葉であるならば、否やはありませぬ!」と金打(きんちょう:武士が誓言する時、刀の鍔を鳴らして誓いの証をたてる行為)して出かけていった・・・。

 一方、その頃、福島家の屋敷では昼間から正則が近習達を集めて酒盛りをしていた。もちろん、母里が来るのを待ちわびてのことである。酒豪といわれる母里をどうしても飲ませるつもりの正則である。
 近習「殿!黒田家から母里殿がまいられましたぞ!」との言葉に正則、人の悪げな微笑を浮かべる。
 正則「そうか、来たか!ふふふ、楽しみよの。使者殿をここに連れて来い!」

 しばらくして正則の正面には母里が平伏して座っていた。
 母里「この度は福島様のご機嫌も麗しく・・」
 正則「太兵衛!そちは黒田家でも屈指の酒好きだそうだの。気に入った!わしの盃をうけよ!」と大人が抱えるような大杯を母里の前に置かせ、なみなみと酒を注がせた」
 正則「苦しゅうない!飲み干せ!」
 母里「誠にすみませぬが、我が主君に禁酒の誓いを建てておりまして・・」
 正則「こらぁ!わしの酒が飲めぬと申すか、この慮外者め!それともアレか。黒田侍はこの正則の酒など臭くて飲めぬというつもりか!」と難癖をつけ、母里を出汁にして黒田家そのものを笑いものにする始末・・これには母里の腹もたつというもの・・。
 
 母里「承りました。黒田侍の意地をお見せいたしましょう!そのかわり・・」
 正則「おお!飲むか!代わりに褒美でもくれというのだろう。何なりと申せ!」と太っ腹なところ見せる正則だが、今度は母里の口元に人の悪げな微笑が浮かんでいた。
 母里「福島様が太閤殿下より賜られたという名槍「日本号」を頂きたい!」
 正則「なに!しかし日本号は・・」うろたえる正則に一喝する母里。
 母里「福島様は先ほど申された言葉を忘れたとおっしゃるのか!これでは福島家の武勇もあてになりませぬのぅ・・」そっと横をむく母里。
 正則「うむむ・・ならば飲み干せてみせよ!そのかわり・・」
 母里「その言葉をお待ちしておりました。見事、飲み干してご覧にいれましょう。しくじればそれがしの首をお取いただきたい」というや、母里は大杯を両手で捧げるように抱え上げ、おもむろに口をつけてゴクリゴクリと飲み始めた。まるで大海の鯨が海水を飲むような有り様、さすがの酒豪・正則も呆れて見ているばかり。
 やがて・・何事もなく一升、いや弐升はあろうかという大杯の酒をきれいに飲み干してしまった。正則も賤ヶ岳の戦い以来の猛将である。母里を正直に誉めて、名槍「日本号」を母里に渡した。
DSC00329_1.jpg
 その折の勇姿がこの銅像であり、民謡「黒田節」にも謳われている。ご自宅で母里の博多人形をご覧になった方もおられるのではないかな?
DSC00333_1_20121019200555.jpg
 この銅像は盃をひかえめに造っていますね。でも母里銅像では、一番格調高いものであります。名槍「日本号」は現在、福岡市立博物館に常設展示されております。「鷹の団」・・じゃなかった・・ホークスの「ヤフードーム」近くにあるので野球観戦のついでに見に行くといいでしょう。ホント、素晴らしい槍ですよ。日本で最高の槍ですね。これに匹敵するのは「ロンギヌスの槍」・・あれは伝説か。

 母里太兵衛を参考に武者ピーを造りました。
CIMG0072_20121019200554.jpg
 裃・槍・盃を強調して作りました。後ろの屏風は千代紙セットの中にあった「群鶴」模様を並べて厚紙に貼り付けました。群鶴模様は母里の後の時代の琳派が得意とした意匠ですからホントはおかしいですが、まあ、雰囲気です。

 では母里太兵衛モデル・武者ピーに民謡「黒田節」を踊って頂きましょう!
CIMG0067_20121019200738.jpg
  『酒は呑め呑め、呑むならば~♪』

CIMG0068.jpg
  『日本一(ひのもといち)のこの槍を~、呑みとるほどに呑むならば~』

CIMG0071.jpg
  『これぞ真の黒田武士~~!』

 お粗末さまでした・・。

CIMG0073_20121019200737.jpg
 後ろの家紋もこだわっています。銅像もよくみるとこの「釘抜き」紋がございます。袴のズレはご愛敬・・。


MUSE_banner_02.jpg


にほんブログ村 歴史ブログ 日本史へ
にほんブログ村

日本の兜~武者ピー製作と足軽’s~

 武者キューピー、もとい武者ピーを作るようになってからあらためて日本の甲冑について勉強しているところである。元々、歴史好きが高じて甲冑もすきなのだが、見るのと作るのではえらい違いである。
 理想としては・・
DSC00503_1.jpg
 皇居前の「楠正成」公像とか・・・

DSC00629_1.jpg
 熊本県菊池市の「菊池武光」公像(画像は鹿児島県の中村晋也美術館にある原型)などだが、しょせんは理想である。それに小さいからデフォルメ勝負だしね。

 上の画像は日本人が甲冑に抱く見本だが、兜に目を移すと実に創造性豊である。以下にいくつか実例をご覧頂きたい。
CIMG0126_20121017181958.jpg
 伊勢海老を乗っけたかのような完成度。江戸時代に作られたものなので、戦場に行くことはなく、それゆえに残っている。他にもウサギ耳兜とか、ナマズの尾っぽを模した兜もある。動物つながりだと・・
CIMG0124_20121017182000.jpg
 これを初めて見た時は呆然とした。創造性の豊かさに驚くと同時に呆れたのもまた事実・・・まあ、猿は日枝神社の神の使者でもあるからね。猿の敏捷性を真似たいという思いもあったのかもしれない。甲冑というのは足軽以外、基本的に一人ずつが「オーダーメイド」しているものなのでこのように自由なのである。

 もう一つ・・
CIMG0122_20121017182000.jpg
 右の兜のアバンギャルドな色使い!これにはしびれた・・これはそのうち作ってみたい。正式名称は「鼈甲塗烏帽子形兜(べっこう・ぬり・えぼし・なり・かぶと)」という。

 それらに刺激を受けつつ、新作を作っておりました・・。
CIMG0184.jpg
 足軽に槍足軽と弓足軽が加わりました。
 
CIMG0001_20121017184857.jpg
 完成してから気づいたが、お尻が出すぎ・・すまんことです。

 鉄砲足軽「ぷっ!お前たち、ケツ丸出しじゃん」
 槍足軽 「その代わり、俺たち上着しっかり作ってもらったからお前みたいに上半身裸じゃないぜ」
 弓足軽 「ええ、私、お腹ゆるいので助かります」
 鉄砲足軽「そうだな。作者も一体つくるごとに経験値を積んでいるわけだな。しかし・・相変わらずあいつは金にならんことにばかり力を注いでいるな」 
 槍&弓足軽「同感!」
 うるせえ、ほっとけ!  

 こほん・・取り乱しました。兜もどんどん改良&新作ができています。
CIMG0186.jpg
 左から、足軽大将が被っているのが三日月の前立てがついた兜。真ん中が日輪の前立てが付いた烏帽子形兜。右の大名くんが被っているのが三つくわ形兜。首の後ろを守る「しころ」という部分は室町時代のもののように開き気味です。後ろからは・・
CIMG0192.jpg
 ご覧頂いて分かるかどうか不明だが、「しころ」は1枚ずつ別パーツ・・細かい作業が意外に楽しい。真ん中の烏帽子形兜は上手い具合に曲げることができたが、重すぎてキューピーさんが転倒するのでお飾り専用・・ダメじゃん!

CIMG0190.jpg
 足軽大将「いやあ、おかげさまで新しい兜はかっこいいですなあ!これでやっと増えた足軽たちにいばれるぞ!」

CIMG0188.jpg
 大名くん「これこれ・・あまりいばりすぎるなよ。それにしても新しい兜は「しころ」が開いて涼しいなあ。そろそろ歴史上の偉人も作った方がよいのではないか?」
 はい、次回は銅像と神社と武者ピーの共演となります。


MUSE_banner_02.jpg

にほんブログ村 歴史ブログ 日本史へ
にほんブログ村

巣鴨で発見~武者ピー新作も~

 先日、「おばあちゃんの原宿」で有名な巣鴨あたりを歩いているとある会社を発見・・
CIMG0023_20121013011628.jpg
CIMG0025_20121013011627.jpg
 福音館書店です。色々な仕事をしている中、有名な絵本も沢山出しておられて・・
CIMG0026.jpg
 「ぐりとぐら」シリーズとか・・
CIMG0027_20121013011626.jpg
 「だるまちゃんとてんぐちゃん」シリーズなど・・それがしはこの絵本の表紙を見た瞬間、胸奥から感情がこみあげそうになってしまった。忘れていたが、幼き頃、もっとも好きな絵本がこれだった。うーむ、いい歳したおっさんなのに可愛いものを好む傾向はこの絵本で刷り込まれていたようだ・・。
 絵本とは別に可愛いものも発見!
CIMG0024_20121013011626.jpg
 うおおお!時計盤に「ぐりとぐら」がプリントされてるぅぅぅっ!ほしい!「だるまちゃんとてんぐちゃん」でもいいけど、部屋にかける時計サイズで同じもの欲しいなぁ・・え?おっさんが欲しがるなって?欲しいんだから仕方なかろう。福音館、販売すればいいのに・・。

 可愛いものつながりで「武者ピー」新作完成・・。
CIMG0001_20121013011858.jpg
 ついに完成、「大名くん」・・・甲冑と兜、刀、風折烏帽子まで備えたこだわりの逸品・・自分で「逸品」って言っていたら世話ないな。
CIMG0007_20121013011858.jpg
 鎧や兜に同じ柄の千代紙まで貼り付けましたよ。柄は「波に桜」、桜は散るから武者には不吉かなとも思ったが桜好きは日本人のDNAということで今回はこれにしました。
 でも兜の鉢は縦長すぎるし、吹き返しも大きすぎるのでさらに兜は工夫したい。
CIMG0017_20121013011857.jpg
 普段は兜は外して「風折烏帽子」を被せています。烏帽子の先が左向きか右向きかで身分の上下が別れますが、大名くんは偉いので左向き。足軽大将の馬子を務めていた子も大名くんの馬子に出世しました。馬も白馬になりました。

 大名くん「えへん!今日から皆の上に立つのが余である。心して仕えるように!あと右手に持っているのは『は      たき』ではなくて『采配』であるぞ」
 馬子  「へぇ、おいらも・・いえ、それがしも殿様に仕えることが出来て嬉しゅうござる」
 大名くん「こら!『殿様』はやめなさい。まるで顔を白塗りして馬鹿なことやってる『バカ殿様』を思い出すで      はないか!」
 馬子  「じゃあ、なんてお呼びすればいいだ・・でなくて、ようござるか?」
 大名くん「そうだな・・『お屋形さま』と呼べ」
 馬子  「でも『屋形』号は滅んだ室町幕府の守護大名の呼び名では?」
 大名くん「確かに21世紀にアレではあるが、響きがいいから呼びなさい」
 馬子  「はあ・・・」
 謎の男 「拙者も忘れてもらっては困りますぞ・・」
 大名くん「何奴!」
CIMG0034_20121013011856.jpg
 忍者  「天井から失礼・・本日よりお屋形さまの情報収集を担当させていただく忍者にて候。本当はこんなベ      タな格好などしたくないのでござるが、世の中分かりやすい方がうけがいいので・・」
 大名くん「ほっぺに渦巻き描かれないだけましぞ。それに天井といっても、普通の画像を逆さまにしただけでは      ないか!」
 忍者  「お屋形さま・・真実をばらさなくても・・しかたない。あらためて見て頂きましょう」
CIMG0036_20121013011856.jpg
 黒装束の下に鎖帷子っぽく着せて、忍者刀も背負ってます。

 大名くん「それでお前はどうやって情報を集めてくるのだ?どこかに潜入して機密情報でもとってくるのか?」
 忍者  「いえいえ・・まずは『グーグルで検索』して、細かい所は本や文書にあたったり、現地に飛んで調べ      てきます」
 大名くん「それはまた21世紀的であるが、それで正確な情報などとれるのか?」
 忍者  「なんの、どうやって情報をとってこようともいずれも真実と嘘が入り混じっております。真贋を判別      するのはお屋形さまの仕事にてござる・・」
 大名くん「うーむ・・そう言われると当ってるだけに耳が痛い。では本日は報告することはあるのか?」
 忍者  「は!『科学忍者隊ガッチャマン』が実写映画化されるとのこと。白鳥のジュンは短髪の剛力あやめと      のこと・・恐らく事務所の影響力で決まったのでしょうな」
 大名くん「これ!言いづらいことをいうでない!決してキャスト陣がなよっとした顔立ちばかりで物足りないな      どと昭和生まれのどこかのうつけの言葉を鵜呑みにするでない!」
 忍者  「(無視して・・)あとせっかくノーベル賞を日本人が受賞したのに、どこかのアホが『臨床実験やり      ました』などと真偽定かならぬことを申しておるとのこと」
 大名くん「まあ、初回はそんなところだな。また面白い話があったらもってこい」
 
 と忍者くん、姿を消してしまいました。

 大名くんの鎧は今回、細かい所まで作りこみました。『紺糸縅(こんいとおどし)胴丸具足』という設定です。腰から下の草ずりの多さで平安時代の『大鎧』と差別化しています。鎧の大袖も・・
CIMG0019_20121013011857.jpg
 黄色い紙を三角に切って、貼り付けております。黄色い糸で模様をつけているという設定ですね。現存している鎧にこのようなものはないかもしれませんが、鎧兜って案外、自由に作られているのでこんなのもあっていいなと思います。
 とはいえ、キューピーに折り紙貼り付けているだけなので大名くんも2日で完成しました。来年の5月人形のバリエーションにこんな『武者ピー』を加えるのはいかがでしょうか?どなたも簡単に作れますよ。

MUSE_banner_02.jpg

にほんブログ村 歴史ブログ 日本史へ
にほんブログ村

ぶらり墨田区散歩~牛嶋神社~

 ちょっと中断がはいったけど墨田区神社めぐりの続き。

 スカイツリーから一番近い神社・・のはず。
CIMG0122.jpg
 こちらの牛嶋神社が狛犬祭りでした。由緒は・・
  『須佐之男命(すさのおのみこと)
   天之穂日命(あめのほひのみこと)
   貞辰親王命(さだときしんのうのみこと)
     貞観二年(860年)、慈覚大師の御神託により創建。五年に一度の大祭では、鳳輦(牛車)を中心とする古式豊かな行列が氏子五十町安泰祈願巡行する。この神幸祭は、今日では珍しく黒雄和牛が神牛となり鳳輦を曳いている。』とのこと。

 狛犬をみていきましょう。
CIMG0123.jpg
CIMG0124_20121011191109.jpg
 年代不明ですが、招魂社系ですね。たくましい。参拝もしましょう。
CIMG0125_20121011191109.jpg
 この時はちょうどお祭準備中で境内がわさわさしておりました。

 CIMG0126.jpg
CIMG0127_20121011191108.jpg
 ちょっと破損が目立ちますね。年代不明でした。

CIMG0128_20121011191249.jpg
CIMG0130_20121011191249.jpg
 獅子山ですね。こんなに沢山あると紹介するのも大変・・・。

CIMG0133.jpg
CIMG0137.jpg
 これは古いですよ。享保10(1725)年、287年前ですよ!徳川吉宗公の時代・・・『享保の改革』も頓挫しそうな時代ですね。

 狛犬以外もございます。
CIMG0139.jpg
CIMG0141.jpg
 狛牛・・・立ち上がろうとしてるのでしょうか?首もとの力しわがすごいです。
 
 最後に・・
CIMG0145.jpg
 撫で牛です。

 いやぁ・・疲れました。墨田区も広い。次回はまた別のネタ・・。

 MUSE_banner_02.jpg

にほんブログ村 歴史ブログ 日本史へ
にほんブログ村

新作完成~足軽大将と鉄砲足軽、時々馬子。~

 前々回、書いたようにキューピー人形を使って「武者」を作り始めた。今後、「武者ピー」と呼びたい。その新作が出来たので、御笑納頂きたい・・・。

CIMG0033_20121006213343.jpg
 左が足軽大将と、右後方が大将の馬をひく馬子(まご)。足軽大将というのは「大将」といっても中間管理職・・そんなに偉くない。
 足軽大将「おい!馬子!今日から配属された足軽はどこいった!」 
 馬子  「さぁ?おら、馬の世話してたからわからね・・あちこち見て廻ってるんじゃねぇだべか?」
 足軽大将「おのれ、言葉使いのなってない奴め・・おい!新人足軽!どこいった?」
CIMG0038_20121006213343.jpg
 兜の鉢(被る部分)が造っていて一番難しかったね。キレイにできていたら、もっと丁寧に細工したんだけどイマイチだったので足軽大将になりました。
 兜にしろ、軍配にしろ大きめに作りました。チマチマ作ったら何か分からないしね。そこまで手先が器用でもないし・・。

CIMG0124.jpg
 こちらは鉄砲足軽くん。右手と背中にも二挺の鉄砲を背負っています。戦国時代のスナイパー・・というほどの設定でもないけど、一挺じゃ説得力にかけるかな?と思ったので・・。

 鉄砲足軽「あー・・だりぃ。安い賃金なのにあんな偉そうな奴の部下だなんて・・山で猟師続けていたほうが良かったかな・・しばらく高いところで昼寝していよう。

CIMG0125.jpg
 足軽なんで、衣装はかなり省略しています。ふんどしくらいつけてもよかったな。今後の課題ということで・・・。プリッとしたお尻がかわいいでしょ。

 鉄砲足軽「ぷっ!あいつ俺のこと探しているぞ。部下が俺と馬子の2人しかいないからな・・さみしいのかな」

CIMG0128.jpg
 足軽大将「おーい・・・怒らないからそろそろ出てこいよ!いや、出てきて!むしろ出てきてください!」
 鉄砲足軽「あらら・・随分弱気だこと・・そろそろ出て行ってやるか・・。」

CIMG0130.jpg
 足軽大将「おい!どこ行っていた?訓練もしなきゃならないんだぞ。俺を・・仕事をなめるなよ!」
 鉄砲足軽「はい・・(ちぇっ、すぐこの調子だ。あんまり生意気だと後ろから撃っちまうぞ。)」

 大将くん、部下に恐ろしいことを思われているとは露知らず・・・あんまり偉そうにしていると足をすくわれかねませんよ!

 お後がよろしいようで・・。

MUSE_banner_02.jpg

にほんブログ村 歴史ブログ 日本史へ
にほんブログ村

ベンチアート丸の内2012~あの人に会いたくて!~

 てぇへんだ!今日たまたま「東京人」という関東ローカル雑誌を立ち読みしていたら、立体造型好きにはたまらないイベントがあるっていうじゃねぇか!!早速、行ってきたぜ~!

CIMG0127.jpg
 このイベントは三菱地所が企画している。歴史上の偉人から芸能人まで色んな人が強化プラスチックで等身大の立体化をしている。なんでも9月6日から10月14日までやってるってことだ。たまには大企業も粋なイベントをやるじゃねぇか!
 大将の人物は以下に一気に記す。

 「アインシュタイン・西郷隆盛・宝塚歌劇の女優・リカちゃん・仮面ライダー1号・所ジョージ・チャップリン・徳川家康・ジョサイア=コンドル(明治の建築家)・石川りょう・ジャイアント馬場・美空ひばり・福原愛・白鵬・坂本龍馬・鈴木福・小栗旬・辰野金吾(東京駅の設計者)・松井秀樹・芦田まな」・・・ばらばらな選択。しかも倒幕派の悪党が2人もいるじゃねえか!太田道灌公を忘れるない!
 サクサク紹介していこう。

CIMG0053_20121003210631.jpg
 まず龍馬。見廻り組のコスプレでもして首はねてやろうか?

CIMG0029_20121003210453.jpg
 卓球の愛ちゃん。

CIMG0022_20121003210455.jpg
 昭和の大スター「ジャイアント馬場」さんですよ!16文キック喰らわしてやろうか~!
CIMG0024_20121003210454.jpg
 不死鳥のガウンが目に眩しい・・・葉巻が足りませんね。

CIMG0030_20121003210454.jpg
CIMG0032_20121003210453.jpg
 平成の大横綱「白鵬」・・新しい横綱は素行がすこし心配です。

CIMG0067_20121003210631.jpg
 仮面ライダー1号・・・2号を待っているのでしょうか?シュールだ・・。

CIMG0063_20121003210630.jpg
 所ジョージ氏・・本人みたい。

CIMG0073_20121003210630.jpg
 と思うと等身大リカちゃんが・・・オフィス街に突如「リカちゃん」・・・苦笑してしまいました。

CIMG0038_20121003210632.jpg
 女性の皆様、お待たせしました。イケメン俳優の小栗旬君です。せっかく丸の内なんだからスーツ姿で立体化すればいいのに・・ラフすぎるっしょ!
CIMG0040_20121003210632.jpg
 隣で白人が迷惑そうに電話してました。へへっ・・。

CIMG0079_20121003210828.jpg
CIMG0083.jpg
 西郷隆盛です。金モール付きの大礼服で立体化です。上野の西郷像が気に入らなかったという細君もこれには納得でしょう。関東人のそれがしには納得できませんが。上野・彰義隊戦争で流れ弾にあたっとけば西南戦争の世話もなかったわ!

 お待たせしました。江戸にとってはこの人なくば今の東京もないあの方を紹介しましょう。
CIMG0106_20121003210827.jpg
 東照大権現・徳川家康公です!
CIMG0104_20121003210826.jpg
CIMG0105_20121003210826.jpg
CIMG0112_20121003210825.jpg
 東京駅近くなんだけど場所がねぇ~・・御幸通りにおけばいいのに。
 
 豊臣秀吉は北条征伐の際に、鎌倉で源頼朝と伝わる木像に手をかけて
  『わしとおぬしは天下友達じゃ!』と言い放ったそう・・。それがしも権現様と記念撮影しましたよ。
CIMG0109_1.jpg
 これで家康公と天下友達・・天下とってないから「江戸友達」ってことで・・。

 今回は駆け足、かつ興奮気味にお送りしました。どんなイベントや遊園地いくより楽しかった・・関東近郊の方は交通費だけ用意して東京駅前にダッシュ!

MUSE_banner_02.jpg

にほんブログ村 歴史ブログ 日本史へ
にほんブログ村

CIMG0001_20121003214124.jpg
 今後、侍姿のキューピーを「武者キューピー」、略して「武者ピー」と呼称して、不定期にアップしていこうと考えております・・。
プロフィール

サムライ銅像研究会

Author:サムライ銅像研究会
歴史と銅像と芸術が大好きなあまり、日本各地を東奔西走する銅像・史蹟ハンターである。神出鬼没なため、脈絡無しのブログ更新を続ける。掟はただ一つ!「死して屍拾うものなし!」昔の時代劇の決め台詞だけどね・・皆さん、見てやあ!
 最近、キューピーに侍の装束を着用させる遊びをやっております。「武者ピー」と呼んで可愛がってやぁ~!以後は「キューピー甲冑師」とも名乗ります。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。