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国展~印象的な3点~

 さて、国展に戻りましょう。

 工芸部門など紹介したいのだが、どう紹介したらいいかすこし迷っているので、他に印象的な絵画を今回はお送りしよう。

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 作品名と作者名は2枚目の画像でご確認頂きたい。タイトルをどう読んだらいいんだろう?作者の意図をメモでもいいから横に書いてくれると有り難いのですが。

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 「女神の休息」菅恵子さん
 いやあ・・強烈な1枚です。昭和ギャグ漫画の巨匠・谷岡ヤスジ先生の絵を思い出しました。正直、谷岡先生の漫画はまだちゃんと読んでいないのでわかりませんが、この絵を見た時に「谷岡ヤスジみたい・・」という感想しか出てきませんでした。背中に翼らしきものがあるから女神さまなんでしょうけど、何でこんなにやさぐれているんでしょう?ストーリーを想像してしまいますね。
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 アップも強烈です。

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 「Sweetmemories-Calling」大山恵美子さん
 この一枚は現代を象徴している1枚です。ちなみに版画で、ソフトグランド・エッチングという技法だそうです。版画部門だけタイトルの脇に作者の一言が記されていました。
  『同時代の女性像を表現したい。』
 なるほどね。確かにiフォンやスマートフォンの普及で老若男女に限らず手元を覗き込みながら歩いている人おおいですね。朝の混雑時のホーム上とか危ないのでやめて頂きたい。
 それは置いておいて、この絵が500年や1000年の時を越えて後の世の人が見た時、どう思うでしょう?はたして現代の女性を美しいと思うでしょうか?知的と思うでしょうか?
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 ラスコーの壁画を見て、現代人は古代人の営みを思い・・
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 高松塚古墳の官女の壁画を見て、大昔の人々の生活に思いを馳せるわけです。
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 でも俯き加減の人々を見て未来人は何を思うのでしょうか?肯定的な思いで見るとは思えません。外を歩く時くらい、背筋を伸ばして、頭を昂然と掲げ、視線を遠い未来まで見通してやろうという思いを込めて前方に向けて頂きたい。それでこそ、現代人の理想的な在り様を示すことが出来ると思います。
 すこし愚痴っぽくなってしまいましたが、絵に問題があるわけではありません。絵を通して、現代の問題を見てしまったのでついつい書いてしまいました。
 私自身はスマートフォンの類はもっていません。携帯電話も10年間ド○モを使っていましたが、重要な役目を果たしているとはいえなかったので解約してしまったほどです。仕事に差し支えないかって?PCメールアドレスがあるので問題ありません。それに毎日、職場にいくわけですから必要なやりとりはその場ですればいいのです。逆に私用時間の時に不用意に呼び出されることもなくなったのですっきりしました。

 更にテレビも破棄して見るのをやめてしまいました。番組の質的低下がひどすぎるので。

 携帯電話をやめ、テレビも見なくなると色々とすっきりしました。ある種の話題についていきづらくもなりましたが、よく聞いてみるとどうでもいい話ばかりなのでかまいません。現代は不要なものばかりが多すぎませんか?たまには携帯いじる手をとめて、美術館にでもでかけたり、公園で高い空を仰いでみましょう。

 次回は工芸品部門と版画部門をあわせてお送りします。


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波平さんの一本髪、抜かれる!!

仁王2
 (埼玉県寄居町・正龍寺の仁王様)
 先日、当ブログでお送りした世田谷区の桜新町駅前のサザエさん一家の銅像の波平さんの一本毛が抜かれたという!昨日のヨルそのニュースを聞いたが、怒り心頭である。犯人を鉄拳制裁してやりたいが、それでは愚かな犯人と同レベルになってしまうので、犯人の体中の毛根が死に絶えることを願って、呪いにかけてやろう。お前なんか体中がつるっぱげになってしまえ!!
波平アップ
 波平さんの笑顔も凍りつくというものである。
波平頭アップ
 まあ、この画像を撮った時も正直「危ないなあ・・」と危惧していたのだが・・ああ、腹立たしい。

 次回は国展に戻ります。

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国展~彫刻部門・その2~

 2回目である。サクサク行こう!

望郷の牛1
 「望郷の牛」知足院(ともたり)美加子さん
 最初見た時はワイヤーで出来た牛でしたが、影を見た時・・・この作品は完成しました。同時に大震災で野に放たれた飼い牛が放浪する様を思いました。
望郷の牛2
 芸術作品に伴う悲しみは、あの震災を体感した世代として生涯付きまとうのだろうな・・・。

存在と言う力
 「存在と言う力」鈴木琢磨さん
 いわゆるトルソーですね。何でもない作品のようでありながら、妙に意識の端に引っかかりました。トルソーの意味を調べてみると・・「人間の頭・腕・足・脚を除いた胴体部分のみを造型した彫刻。イタリア語で『木の幹』『胴体』を意味する『Torso』が語源」とのこと。なるほど・・。

ちきゅうのたまご
 「ちきゅうのたまご」三島樹一さん
 木から削りだしたお豆さんはオジサンの持つセカンドバッグをちょっと大きくしたくらい。枕によさそうだなあ・・・。

鳥の歌が聞こえる1
 「鳥の歌が聞こえる」池田秀俊さん
 この女性胸像が強烈に行過ぎるのを許しませんでした。自分でも「なぜ?」と思うくらい・・。展覧会から時間が過ぎた今、やっとわかりました。それがしが昔好きだった女の俤を重ねていたのだと・・。
鳥の歌が聞こえる2
 それがしはいまだに独身です。それは生涯続くでしょうが、25歳の時分、一度だけ「この人と所帯を持ちたい」と思った人がいました。その人のイメージとこの胸像が不思議にシンクロしてしまったようです。その女(ひと)とは縁がありませんでしたが、いまだにその方を思い出すことがあります。男は未練の生き物ですね。
 でもしょうがないのですよ。それが男の在り様なんですから・・。

 酒飲みながら更新しているせいか、余計なことまで書いたような気がします。

アメノウズメノミコト1
 「天宇受売命(アメノウズメノミコト)」吉沢榮敏(ひでとし)さん
 これは天岩戸伝説で、洞窟に閉じこもった天照大神を引き出すためにセクシーな踊りを踊って、神々の笑いを誘ったアメノウズメノミコトですね。どうりでセクシーな立ち姿です。 
アメノウズメノミコト2
 神話を知らない人に「これはクレオパトラだよ」といったら信じそうですね。カエサルの前に絨毯で巻かれたクレオパトラが現れた瞬間だ、って・・。
アメノウズメノミコト3
 裸体に布一枚だけ纏ったようなセクシーな立ち姿ですね。このアングルが一番美しいと思います。

女神の視線
 最後に女神さまの目線から会場を写してみました。こんな風に見えているんですね。

 次回は版画の秀作をお送りします。

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国展~彫刻部門・その1~

 前回同様、国展の彫刻編をお送りしよう。だが、秀作が多いので2回にわけたい。

 まず会場はこんな感じ・・・
国展・彫刻会場
 全体に照明を落として、スポットライトを作品にあてているので作品だけでなくそのシルエットが床や壁に写る様が楽しめた。他の団体もこのような展示を真似て欲しいものだ。ちなみに画像の青い点は見学者の顔を隠したものです。
 
 始めに・・
蓮1 
 「蓮-Grow out-」上山明子さん
 赤子が蓮の花を踏みしめて、上の蓮の花に手をかけようとしていますね。何か仏教的な・・
蓮2
 顔はほんときれいな赤子ですね。作者の意図を伺いたいものです。

空の在処
 「空の在処」赤井めぐみさん
 最初見たときは仰向けになった羊かと思いましたが・・これ人か?羊人間か?うーん、「アンドロイドは電気羊の夢をみるか」なんてSF小説がありましたが・・難解に見えますが、難しく考えずにお庭にでも置いておいたらいい風合がでそうですな。

海を渡る1
 「海を渡る」杉山千夏さん
 木彫の泳ぐペンギンさんですね。目線をペンギンに合わせてみましょう・・
海を渡る2
 ははは・・面白い。青いライトでも当てたら、海の中で泳いでいるみたい。こんな低い所に置かれている彫刻や犬や子供撮る時も目線を下げてみると思わぬ世界が広がっているんですよね。

太陽の道1
 「太陽の道」合田のぞむさん
 いやあ、「ジャングル大帝レオ」を思い出しますね。「ライオンキング」じゃありませんよ。あれはディズニーがパクリをやらかしたものですから。世間はあまりいいませんが、皆さん分かっているはずです。
 彫刻に戻りましょう。
太陽の道2
 沢山の木片を貼り付けていますね。これは細かい・・パズルみたい。
太陽の道3
 後ろから見るとまた別の迫力がございます。

双猫1
 「双猫」有村辰夫さん
 あれ?なんで朝倉文夫先生の猫の彫刻があるんだろう?と思いましたが別ですね。この方も猫好きなんですね。朝倉先生も猫の彫刻好きでしたからねぇ・・・猫のアップをみましょう。
双猫2
双猫3
 可愛いなぁ・・ちなみに朝倉先生は太田道灌公の銅像で有名。
有楽町の道灌公1
 今さらですがね。

泥の男1
 「泥の男」堀拓馬さん
 たまたま通りかかった別の女性客が「男の子がこんなポーズとりそうねぇ」なんていいながら通り過ぎていきました。確かに。個人的には「この作者『グラップラー刃牙』『範馬刃牙』(週刊チャンピオンで連載中)を読みすぎとちゃうの?」と思ってしまいました。この男は何に抗うのか・・
泥の男2
 あるいは逃れようとしているのか・・それにしても『範馬刃牙』の刃牙とその強すぎる親父の決闘、どうなるんでしょうねぇ・・毎週の立ち読みが楽しみな一作です。

 今回はここまで。次回は女性像など中心にお送りします。

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国展~国立新美術館にて~

 黄金週間の最終日、それがしは六本木の国立新美術館にいた。現在も開催中の「国展」が5月6日に限り無料で入場可能とのこと・・・これは行かずばなるまいて・・という訳でいつもの如く、気に入ったものを紹介していきます。といっても、国展は絵画・版画・彫刻・工芸・写真の5部門にわかれているので、何回かに分けて紹介したい。まあ、写真はしないけど。写真をまた撮って紹介というのも変だしね。

 今回は絵画部門です。
国展ポスター
 美術館の入り口に掲げられていたポスターです。梅原龍三郎や棟方志功もいたんですね。

巨匠達の眼差し
 入り口を入ると・・巨匠達の眼差しに出迎えられて、思わずたじろいでしまいます。

Specimen A・B
 「Specimen A・B」花田勝太郎さん
 2枚の大きなキャンバスで構成されている画です。どこか広大な平原の一角から空に広がる雲を見上げるような気分になりますね。

海辺のオーケストラ
 「海辺のオーケストラ」佐々木豊さん
 これは細部を良く見ると、遠い地平に炎が燃え盛っていたり、海の上で人々が助けを求めていたり、オーケストラの中にもライフジャケットを着けている人がいます。当然ながら、東日本大震災の影響を受けた作品でしょうね。こちら以外にもそのような作品は多数ありましたが、こちらの作品が一番印象に残りました。

NUDE
 「NUDE」森本草介さん
 森本さんはすでに有名な画家で、個展を開いたり、画集を出版されていたり、千葉県のホキ美術館(写実画専門美術館)に多くの作品が収蔵されています。
 この方、女性の後ろ姿好きですね。背中フェチ?それがしも嫌いじゃないけどさ・・。

悲壮曲・鎮魂曲
 「悲壮曲・鎮魂曲」御手洗賢司さん
 仏様がコントラバスやウッドベースを弾いていますね。その周りの光の塊りは、体を丸めた赤子のようであったり、手足を広げた人のようであったり・・これもまた震災の影響をうけた作品です。これを見ながらじっと立っていると、胸の奥からこみ上げるものがありました。まさに宗教画といっていいのでしょうね。

地にいるものたち
 「地にあるものたち」高橋靖夫さん
 一見、棟方志功の版画のようですが、洋画です。梅原龍三郎のような、片岡珠子のような強烈なタッチですね。見るものをグイと引き寄せます。

祇王寺の春
 「祇王寺の春」大和昭治さん
 祇王寺ってどこのお寺ですかね?それにしてもこの単純化・・ここまでくると面白いです。地を緑一色にするとは・・潔いというか面白いというか・・写真ではできんなぁ・・・。

桜島2012
 「桜島2012」祖父江弘幸さん
 桜島を主人公に真っ赤に、鮮烈に描いていますね。先年、鹿児島に訪れた時を思い出しました。
鹿児島中央駅からの桜島
 こちらは鹿児島中央駅の新幹線ホームから撮った桜島です。町中に灰が降り積もっていて、驚いたものです。

対照的な2枚
 左「なにが真実か」浅野アキラさん
 右「エチェガライ通りのアトリエで」西川正恒さん
 これらは対照的な展示だったので紹介します。それぞれ別の作家の作品ですが、セットで見ると・・面白いなあ。こんな展示にした人は何を思ってやったのでしょうか?

Galaxy Express
 「Galaxy Express」高木美希さん
 なんとキュートでポップな作品でしょう!女の子が喜びそうな作品ですね。サンリオあたりがグッズ化したら売れそうですね。

放射能ガ降ル
 「放射能ガ降ル」岩田満穂さん
 これは強烈な1枚です。東京電力の偉いどもはこれを見せてやりたい。勝○とかな!体面ばかり重んじて、必要な時に国などに助けを求めずにあんな事態を引き起こして・・しかも平然と電力値上げを申請するとは・・・彼奴らには恥の意識がないと見える。

どうなっているのよ!!
 「どうなっているのよ!!」深沢弘昭さん
 先の1枚とセットで東京電力本社のロビーに飾り付けて、役員連中は毎日これを眺めるべきだ。強烈な画です。赤で怒りの感情をストレートに表していて。永田町や霞ヶ関にも飾るべきだな。

 今回はここまで。次回は彫刻編などお送りしましょう。

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勝矢祭り~江東区亀戸の香取神社~

 さ!今日は撮って出しです。撮って出しというと、テレビ神奈川の「あっぱれ!神奈川」というローカル番組だが、関東以外だとわからんわな。ともあれ、撮れたてピチピチの画像をどうぞ!

 江東区亀戸の香取神社の祭礼ですが、武者行列の出発地は大島3丁目31番地の亀出神社です。
亀出神社
 小さいお社です。境内・・兼公園の端で「亀戸鼓笛隊」の少年少女らが本番前のリハーサルをしておりました。平原綾香の「ジュピター」とか「トトロ」などやってました。何でも鼓笛隊は80年の歴史があるとか・・すごいなあ。
 お祭は午後1時からでしたが、午前11時から亀戸を歩いて行列のルートをチェックしたり、撮影ポイントをチェックしておりました。普通はやらんでしょうが、自分のイメージに近い画を撮るためには必要な努力ですね。太田道灌公も普段から鷹狩にでかけて関東の地勢に詳しかったし、第2次世界大戦の欧州で「タンク(戦車)ハンター」と恐れられたミヒャエル・ビットマンも寝る間を惜しんで翌日の戦場予定地を走り回っていたそう・・・何事も準備は必要ということですね。

 香取神社に向かいました。
香取神社1
 一の鳥居と参道です。
香取神社由緒
 鳥居を潜るとすぐ由緒書きがありました。なるほどね。
香取神社2
 まだ午前中だったので参拝者もこんな感じ。近所に全国的に有名な亀戸天神があるので観光客はそちらに流れていますね。
香取神社ご神木
 ご神木の若葉が目に眩しいですね。今日は晴れて本当によかった!

 境内では武者行列の準備が着々と行われており・・・
じじ武者
 じじ武者・・・いえいえ、こういう時には「老巧(ろうきゅう)の武者」という便利な言葉があります。

 ふと目をやると、ひと際鮮やかな甲冑を召された方が・・・
大将
 「かっこいいですね!一枚いいですか?」と許可を得て撮りました。まあ、かっこいいのは甲冑ですが。

 この時点でまだ11時半頃でしたので、寄り道して亀戸天神に行きましたが・・折りしも「藤棚祭り」が開催中でしたので、人ごみがハンパないので一枚だけ。
亀戸天神とスカイツリー
 今、スカイツリー目当ての観光客も多いんですよね。境内の一角で持参した弁当を食べ、いよいよ行列を撮るために亀戸駅前の商店街へ向かいました。到着した時は12時半・・パレード開始は13時で目の前を通過する時間は14時過ぎなんですが、場所の確保のため動き回らずに待っておりました。幸い、ビルの陰の所で直射日光も防げたし、何より気候が気持ちよかったので何のストレスもなく待てました。良い狙撃手は・・いえいえカメラマンは待つことも必要なのです。

 さて、14時過ぎ・・ついに目の前に行列がやってきました。警察の先導車両の後に・・
ミス勝矢祭り三人娘
 巫女さん姿の「ミス・勝矢祭り3人娘」の皆さんです。ま・・素朴な美ということにしておきましょ。

パレード先頭
 バトンをくるくる廻す子達と亀戸鼓笛隊が後に続きます。
稚児行列
 更に亀戸の幼稚園児達の稚児行列が続きます。可愛いですね・・でも周囲を子供らのパパ・ママ・じじ・ばばらが取り巻き、カメラやハンディカムで撮りまくっています。まあ。これは仕方ないですね。我が子の晴れ舞台だし。参考までに・・。

 さ!いよいよ・・
ひげ大将
 先ほどの「かっこいい」大将が歩いております。あれ?付け髭です!唐突すぎます!これではまるで「ヒゲ・ダンス」!え?ネタが古い?すいません、それがしもオッサンなもので・・。
 今回は19人の甲冑武者が参加しているとのこと。全てを見せてもしょうがないので・・。
若武者たち
 若武者たち・・。
裃たち
 裃(かみしも)たち・・。
 
 でも一番見たかったのは・・。
日本の甲冑の美
 これですよ!日本の甲冑の色とりどりなこと!大袖や胴の鮮やかな糸で縅されたこの光景!テンションあがります。向こう側では外国人観光客も笑顔で見ております。素晴らしいですね。日本の美!一家に一領ですね、甲冑は。欲しいなあ・・・。

 最後に香取神社に戻り、勝ち鬨を見てきました。
勝ち鬨1
 大将「皆のもの!準備はよいか!」
勝ち鬨2
 全員「えい!えい!おう!」境内に拍車が響き渡りました。

 撮って出しなので説明が足らない部分も多々ありますが、今日の空気感をお伝えするため超特急でまとめました!詳しくはまたそのうち!

 では、また次回!

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小ネタ~カメラのことなど~

 明日、5日は江東区亀戸にある香取神社のお祭を見に行こうと思う。なんでも武者行列がでるそうだ。楽しみである。

 その前に小ネタを・・カメラ周りのことなど書いてみたい。今回は軽めの記事です。
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 現在使っているカメラはFUJIFILMです。コンパクト・デジカメだが、ズームは15倍効くし(360㍉のレンズに相当するだろうか?)彫刻や花などへの近接(マクロ)撮影もできる優れものである。自分が何のために何を撮りたいのか把握し、カメラの特性など把握していればデジカメで十分ですね。作品つくりやプロを目指す人にはそうもいかないだろうが。それがしは山道や城址や古戦場など巡るので小回りが利く方がいいのでね。
 革ケースは純正だが、紅白のストラップは「CAPA」というカメラ雑誌の付録(「カメラマン」誌だったかもしれない)である。付録と侮る無かれ!これが優れものなのです。
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 ストラップの接続部は通常二重なのだが、これは三重につけるべし、ということなのでそのようにしているのだが、これがいい!カメラを首からぶらさげていても緩む気配が微塵もないのには関心。まあ、軽いデジカメだから緩みようもないが、万一でも落したらいけないのでこれは心強い。
 更にストラップ自体が短めなので、手首に巻きつけて散歩がてらに街撮りにも邪魔にならずよい。
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 ストラップのベルト部分もしっかり編まれており、左右にグイグイ引っ張ってもへっちゃら!いやあ、頑丈ないいストラップが付録で来たものです。今年もやってくれないかな・・色違いで。今度は白黒の市松模様とかさ。

 彫刻や花や料理に迫って撮影する時、フラッシュを使うが、光が強すぎるのでディテールが分かりづらくなってしまう。また、バッテリーの消耗にもつながる。そこで・・
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 携帯用のLED懐中電灯(手のひらサイズ)を最近使っています。紐の先についた丸い板は、プラスチックの板を丸く切り抜いたもの・・・まあ、下敷きのようなものです。その丸い板を電灯の先にかざして、光が直接ものにあたらないようにします。すると・・
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 以前、京都の八坂神社前で購入したミミズクの根付を撮影。光が直接当ると、溝部分が光で消されてしまいます。それを防ぐ為に、光を直接当てない道具を用意。そんな道具を「ディヒューザー」といいます。プロカメラマンも専用のフラッシュライトに紙をくるっと巻きつけたり、専用の器具を用いたりしていますが、要は光が直接当らなければいいだけの話。こんな簡単なものでいいんですよ。
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 ライトは手持ちなので光の方向を自在に変えられるので調整しやすい。
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 しかしこうして接近して撮ると、こいつの口ばしはまるで「への字」に曲げた口元みたい。何かご不満ですか?

 今日はここまで。

書評「人間提督 山本五十六」

 今年の黄金週間は天気に恵まれていないですね。前半はお仕事でしたが、やっと明日から連休・・でも雨・・本でも読むか・・。

 最近読んだ本の感想などを。
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 ご存知、真珠湾奇襲戦を成功させた山本五十六元帥の評伝です。山本提督の人間的な側面を書いて、更に対米英戦争にあくまで反対して海軍次官として徹底抗戦していたにも関わらず、連合艦隊司令長官に転出後は大日本帝国は合衆国の支那撤退などの要求をあくまで拒むことに決定・・・個人の思いとは裏腹に、司令長官として合衆国との戦争の最前線に立たざるを得なくなった・・・。
 開戦後は有名な話が多いのでこれ以上は書かないが、提督が日本史上屈指の名将であるということがあらためて分かる。この人には連合艦隊司令長官などもったいなかった。出来れば首相として日本を導いてほしかった・・真珠湾が奇襲になってしまったのは当時ワシントンD.C.にいた日本の外交官の怠慢ゆえであったのだ。日本はなんともったいない人を亡くしてしまったのだろう・・と思う。

 別にこんな本も読んでみた。
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 先のイラク戦争はCIAが「イラクとビン・ラディンは協力関係にある」「大量破壊兵器がある」など誤った情報で無理やり戦争を起し、フセインは倒したものの、イラク国内はいまだに宗教テロが頻発するなど、イラクをいたずらに不安定化させてしまった。
 そのCIAが第2次世界大戦後、どのように設立され、そして的外れの工作ばかりして合衆国のみならず世界に混乱をばら撒いてきた実態をニューヨークタイムズ記者が1次資料をもとに書き綴ったものである。
 読んでいるとまあ・・・あきれ返るばかりである。と同時に腹立たしくなってきた。詳しくは実際に読んで頂きたいが、戦後の日本にも確実に彼らの工作はあったのだということがわかる。ああ、悔しい。

 とまあ2冊の本を読んでなんとなく考えたことがある。
  「アメリカ人にとって、山本五十六を殺害したことと、去年、アル・カイダ創設者ウサマ・ビン・ラディンを殺害したことは、彼らの精神上、等距離なのではないか?」ということに思い至って慄然とした。
 というのは、アメリカ人にとって真珠湾奇襲もニューヨーク貿易センタービル突入もショックなことであり、それらを画策した人間は等しく憎悪の対象であったろう、と思うのだ。

 発想の飛躍であろうか?

 だがもう一つ考えたことがある。合衆国はもともと内向きな国であり、それは今に至るも変わらない。第1次世界大戦も貨客船ルシタニア号がドイツ帝国海軍Uボートに沈められ、アメリカ人が200人以上死んでやっと参戦を決意したくらいだ。そんな国が今や世界中に戦争をばら撒く「迷惑」な国のように見られている。果たしてアメリカだけが悪かったのだろうか?

 ここでアメリカが過去やった対外戦争を振り返ってみたい。
 1846年にはじまった米墨戦争(合衆国対メキシコ)では、アラモ砦に篭るアメリカ人を殺されたことから「リメンバー・アラモ」と叫び開戦。テキサスなどを奪取。

 1898年に始まった米西戦争(合衆国対スペイン)では、合衆国海軍メイン号を爆沈させられたことから「リメンバー・メイン」を叫び開戦。カリフォルニアなどを奪取。

 1941年に始まった太平洋戦争は山本提督の真珠湾攻撃を「リメンバー・パールハーバー」と叫び開戦。大日本帝国は無条件降伏し、GHQのマッカーサー将軍の軍政を受け入れる。

 他にも朝鮮戦争やベトナム戦争、グレナダ侵攻、パナマ侵攻、湾岸戦争など沢山あるが、まあ、ここでは書きません。

 とまあこのように合衆国はどの戦争でも「報復」を旨とした戦争を行っている。世界中の他の国の戦争も似たようなものだが、合衆国はとりわけその傾向が強い。民主主義を標榜する国だから他国との戦争を合衆国市民が喜ばないから、アメリカ市民が殺されるような明確な大義名分がないと動きづらいというのが実相だろう。

 だが第2次世界大戦が終盤を迎える頃からアメリカはソビエトを強烈に意識せざるを得なかった。それが「冷戦」であるが、かつては国外での活動をやろうとしなかった合衆国が冷戦を機ににわかに世界中でスパイ活動を活発化させていく。不気味なほどに・・。
 そのきっかけに、1943年4月18日、米海軍が太平洋上で行ったある作戦があるのではないかと思う。その作戦は「山本五十六殺害」である。前線を訪問して兵士を激励していた山本提督はラバウル基地から一式陸攻に載って、ゼロ戦6機に護衛されてブーゲンビル島上空に差し掛かっていた。そこに米海軍機P38ライトニング16機(なんという戦力比!)が襲い掛かり、山本提督の乗った飛行機は落とされてしまった・・。
 これは「軍事作戦」というより「暗殺作戦」である。それだけアメリカ人は山本提督を憎むと同時に、恐れをも感じていたのだろう。生かしておいたらまた真珠湾をやるかもしれない、という恐怖を。
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 過去の合衆国の戦争ではそれがしが知る限り、暗殺をやるような国ではなかったが「ヤマモト・ミッション」で味をしめたのだろうか?以降、合衆国は恐るべき敵を「殺害」するようになっていく。

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 1967年、キューバの革命家チェ・ゲバラはボリビアで政府軍により処刑されるが、彼の逮捕と殺害にはCIAの工作員が関わっていたという。
 それ以前の朝鮮戦争では金日成に命を狙っていたというし、ベトナム戦争でも北ベトナムの指導者ホー・チ・ミンの暗殺を狙った数多い秘密作戦があったという。

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 そして記憶にも新しい2011年、ウサマ・ビン・ラディンはパキスタン国内で米海軍特殊部隊の急襲により殺害、遺骸はインド洋に葬られたという。
 成功率は高くないかもしれないが、「暗殺」を数多くやってきたのだ、ということがわかる。(皮肉なことにビン・ラディンを襲った特殊部隊の兵士の一部は作戦から2週間後、アフガニスタンでヘリを落とされて殺害されたという・・)

 国家はいつの時代、どの地域でも「暴力装置」をもつ恐るべき存在だが、合衆国はわけても恐ろしい。でも合衆国ひとつを「モンスター」視すればすむかというとそうではない。日本は彼の国の同盟国でもある。
 冷戦のプレッシャーが、スターリン率いるソビエトへの恐怖がアメリカ人に変化を起し、秘密工作をさせるようになったのではないか。また日本との悲惨な戦いが、ナチス・ドイツとの戦いが合衆国を好戦的な国に変えてしまったのかもしれない。
 そのような視点に立って全体を眺めると、「犯人探し」など軽々にできなくなる。あえていえば「戦争」そのものが憎い。「罪を憎んで人を憎まず」ともいう。そんなことをいうと平和ボケした日本人の独りよがりのような気もしないではないが、「憎悪の連鎖」こそ前ブッシュ大統領いう「悪の枢軸」ではないかと思うのだ。

 世界から戦争がなくなることはないが、日本がアメリカ合衆国の同盟国として今後どのように処していくか、ということまで考えて選挙行動をとらなければいけない。

 最後まで読んでくれた方がいたら、ありがとうの一言である。
  
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プロフィール

サムライ銅像研究会

Author:サムライ銅像研究会
歴史と銅像と芸術が大好きなあまり、日本各地を東奔西走する銅像・史蹟ハンターである。神出鬼没なため、脈絡無しのブログ更新を続ける。掟はただ一つ!「死して屍拾うものなし!」昔の時代劇の決め台詞だけどね・・皆さん、見てやあ!
 最近、キューピーに侍の装束を着用させる遊びをやっております。「武者ピー」と呼んで可愛がってやぁ~!以後は「キューピー甲冑師」とも名乗ります。

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